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EU、北朝鮮の洪水被災者に対する赤十字救援を支援

EU News 364/2013

2013/08/13

<日本語仮抄訳>

欧州委員会はこのたび、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の洪水被災者を救援すべく、132,520ユーロを提供することを決めた。

2013年7月初旬からの豪雨により、北朝鮮において洪水や土砂崩れによる甚大な被害が出ている。およそ4,000世帯が家を失い、約50,000人が避難を余儀なくされている。政府統計によると、死者は33人に上り、18人が依然行方不明である。最も被害が深刻なのは平安北道、平安南道、黄海北道および咸鏡南道である。

欧州委員会は、これらの洪水の被災者に対し援助を行うべく、163,000スイスフラン(約132,520ユーロ)を提供する決定を行った。この支援は5,000世帯に基本的な身の回り品や水浄化剤および水の備蓄用のジェリー缶といった救援物資を提供するために使われる。国際赤十字社は衛生向上活動も行う。当該資金は、国際赤十字赤新月社連盟(IFRC)の災害救援緊急基金(DREF)の資金で活動する北朝鮮赤十字社を通じて提供される。

File Photo: South Hamgyong Province. Photo by Devrig Velly EU/ECHO November 2012 URL