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28/04/2017
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人権

人権は、普遍的なものです。域内外で人権、民主主義、法の支配を促し、守ることは、EUの基本原則です。

人権は、EUの設立条約で謳われており、EU基本権憲章およびリスボン条約によってさらに強化されました。EUは、全市民の基本的権利を擁護することを明言しています。

EU域外において、EUは、国連憲章および国際法の原則に準拠して、人権を促進しています。EUは、30カ国以上の国と人権に関する定期的な対話を持っています。各対話で話し合われる案件は、ケースバイケースで決定されますが、初期の民主主義への支援、拷問に対する闘い、性別、民族、宗教、性的指向を理由とするあらゆる形態の差別の排除、子どもと女性の権利の促進、死刑制度の廃止、表現や宗教の自由等の市民的自由の擁護、人身売買に対する闘い、市民社会の役割の向上といった案件は定期的に扱われています。これらの対話には、関連省庁、警察・刑務当局、オンブズマン、国内議会などからの代表者が参加しています。

残念なことに、人権の尊重は、当然享受できるものと見なすことはできません。ゆえに、EUは、人権擁護を支援するプログラムへの世界最大級の援助資金提供者であるのです。EUは、不可欠である自由と民主主義を促進する人々を支援し、「擁護者を擁護する」活動を行っています。今日、EUは、基本的権利に関する国際的な議論で、最も重要で効果的な声を発することのできる担い手の一人になっています。

 

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