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欧州理事会の結論 - 2013年3月14日~15日

EU News 136/2013

2013/03/15

<日本語仮抄訳>

この数年、金融およびソブリン債危機に起因する緊急課題に対応するために、欧州連合(EU)全体とユーロ圏の両方のレベルにおいて、雇用創出を伴う持続可能な経済成長の回復、そして経済統治の向上への道を開くことを目的とする、数々の施策を実施してきた。その結果、金融市場には若干の不安が残ってはいるものの、多くが成し遂げられた。しかしながら、2013年には経済停滞が予測されていることと、容認しがたい高さの失業率を勘案すれば、成長促進効果のある財政再建を断行しながら、成長を支える努力の加速化に最優先に取り組むことが極めて重要である。欧州理事会は、経済および社会状況に関する包括的な協議を行い、加盟国とEUの2013年における経済政策に方向性を示した。特に成長・雇用協定に関して、採択された決定の実施に焦点を置くことが重要であるとともに、若年雇用と成長および競争力の促進を、特に優先しなければならない。欧州理事会は6月の会合において、成長・雇用協定のみならずこれらの優先課題に立ち戻り、その実施のために各加盟国が策定した政策の評価を行う予定である。また、これからの数カ月は、成長と雇用に高い可能性を有する個別テーマの協議を行うことで合意した。6月の会議を視野に入れて、経済通貨同盟(EMU)の深化に向けた進行中の作業の現状把握も行った。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/en/ec/136151.pdf

European Council Meeting 2013/03/15. Photo Credit: The Council of the European Union URL