アルバニアに関するフィーレ拡大・欧州近隣政策担当委員の声明
EU News 109/2013
2013/03/02
MEMO/13/162
ブリュッセル
<日本語仮訳>
「アルバニアに加盟候補国としての地位を与えるために必要とされる2つの法案と議会手続き規則を承認するために、国民投票の実施が与党多数派により決定されたことに、留意する。
これまでも再三にわたり指摘してきたように、当該法律と特に議会の手続き規則は、野党と政府の間の合意により承認される必要があり、よって、包摂性の精神に反するこの決定は理解し難いものである。
このような場合に国民投票を選択したのでは、超党合意を構築することはむずかしい。この方法では、欧州連合(EU)への加盟に関する与野党間の対話と建設的協力の欠如を回避できない。これでは、必要な要件を満たすことができない。
これまで、アルバニアがEU加盟に関する改革を進めるプロセスは、持続可能かつ自発的で、合意によって動くものでなければならないことを、あらゆる機会を捉えて強調してきた。建設的な政治対話なくしては、必要な改革を前進させることはできない。
同国のすべての政治家に向けて、EU加盟候補国の地位を獲得するために不可欠な最重要施策を如何にして遂行するかについて、合意を形成することを強く奨励する」
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_MEMO-13-162_en.htm?locale=en