This site has been archived on 28 of April 2017
28/04/2017
ホームニュース・出版物ニュース2017> EU、対北朝鮮制裁を拡大

EU、対北朝鮮制裁を拡大

EU News 70/2017

2017/04/06
欧州連合理事会

<日本語仮抄訳>

2017年4月6日、欧州連合(EU)理事会は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対する追加的制限措置を採択した。当該措置は、国連安全保障理事会決議が科している制裁体制を補完・強化するものである。

EUは北朝鮮への投資禁止措置の対象に、通常兵器関連、冶金・金属加工、航空宇宙などの産業を追加した。また、コンピュータ、化学産業、鉱業・精錬業における採掘や製造に関するものなど、北朝鮮の個人や企業向けのサービスの提供を禁止することでも、合意した。

理事会は、北朝鮮の行動が複数の国連安保理決議に違反し、同地域のみならず、広い地域において、国際的平和と安全に重大な脅威をもたらしていることに鑑み、このような追加制裁に踏み切った。EUは、再度、北朝鮮 に対し、国際社会との信頼性と意義のある対話を再開すること、挑発行為をやめること、核兵器と既存の核開発計画とともに、大量破壊兵器、弾道ミサイルに関するプログラムを、完全に、検証可能かつ逆行できない方法により、全面的に放棄することを、強く求める。

さらに理事会は、同国の核、弾道ミサイル、その他の大量破壊兵器に関連する計画の支援・促進に関わったことにより、新たに4人の人物をEU制限措置の対象リストに追加することを決定した。その結果、渡航禁止と資産凍結の対象者の総数が41人となる。また、7つの団体が資産凍結の対象となる。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/en/press/press-releases/2017/04/06-eu-sanctions-dprk/