EU加盟国外相、モゲリーニ上級代表のシリア戦略を支持
EU News 64/2017
2017/04/03
<日本語仮抄訳>
欧州連合(EU)加盟国外相は本日、シリアの将来と同地域を支援するためのブリュッセル会議を翌日に控え、フェデリカ・モゲリーニEU外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長の示したシリアに関する共通戦略のための計画を支持した。
同戦略が明記するように、シリアの現状に対応するには、「国際社会が一丸となり、紛争の政治的解決を促進することが必要である。EUにとっては、スタファン・デミストゥラ国連特使の活動を支援することにより、真の政治的移行を確実に実現する枠組みを見出すことが、何にも増して不可欠だ」と、上級代表は述べた。
また、同国には有意義で包摂的な移行が必要であることから、国際社会が人道援助においてEUに追随する重要性を強調した。さらに、シリアの市民社会を強化する措置を講じること、戦争犯罪を犯した者を裁くことに加え、ひとたび移行への道を開くような政治合意が見出されたときには、復興と和解と安定化のための準備にかかる必要性にも言及した。
このブリュッセル会議では、当該地域全体、特にヨルダンとレバノンへのより広範な支援についても協議する。
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
https://eeas.europa.eu/headquarters/headquarters-homepage/24070/eu-foreign-ministers-back-mogherinis-syria-strategy_en
© European Union, 2017 URL