モゲリーニEU上級代表、ミュンヘン安保会議にてEUが欠かせない世界勢力であると強調
EU News 30/2017
2017/02/18
＜日本語仮抄訳＞
フェデリカ・モゲリーニ欧州連合（EU）外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は本日、予測不可能な時代において、EUは引き続き信頼に足る、欠かせない勢力であり続けると述べた。
モゲリーニ上級代表は、第53回ミュンヘン安全保障会議の「米欧関係と国際秩序」と題されたパネルにおいて、「われわれが直面する混乱の中において、EUは多くの者にとって、また協力に基づく集団的安全保障という意味における安全保障にとって、安定した、信頼に足る、予測可能なパートナーであり続ける。これがわれわれのやり方であり、そうし続けると世界がわれわれに期待していいことでもある」と述べた。上級代表は、多くの者の見解に反し、EUは「良い境遇にあり」、自身の有する力をもっと信じるべきであるとの考えを示した。
「私は、（中略）EUはわれわれ欧州の人々が認識するよりはるかに強力で、欧州の人々や世界にとって、われわれがほとんど常に考える以上に、ずっと不可欠であると思う。なぜならば、外から見れば、世界の多くの者にとりEUは、信頼できる、予測可能な、強力かつ協力的なパートナーであるからである。多極主義、自由で公正な貿易、人権と法の支配、経済発展、持続可能な開発目標、気候変動など、まだまだ言及できる多くの課題について、EUは一つの基準点であると言えよう」とも述べた。
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
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