マルムストロム欧州委員、岸田外相と日・EU間のEPA交渉の早期合意への決意を確認
EU News 29/2017
2017/02/17
ブリュッセル
＜日本語仮抄訳＞
欧州委員会のセシリア・マルムストロム通商担当委員と岸田文雄外務大臣は本日ドイツ・ボンで会談し、欧州連合（EU）と日本の間の自由貿易協定（経済連携協定）交渉を前進させる方法について協議した。
両者は、できるだけ早期に極めて包括的かつ野心的な協定に合意する決意を再確認した。マルムストロム委員は、「交渉はかなり進んでいる。期待していた2016年末までの合意には至らなかったものの、ここ数カ月で相当な進展が見られた。交渉ごとではよくあるように、残されたわずかな問題が最も解決が困難なのであるが、双方の見解の開きは間もなく狭まるとの自信がある」と述べた。
今回の会談は、日本が取り組むいくつかの国内改革とそれらの交渉日程への影響、また国際情勢や世界貿易の展望についての意見交換の場ともなった。マルムストロム委員と岸田外相は、交渉は中断なく継続されるべきであることについて一致し、この点について、それぞれの首席交渉官に指示した。
両者はまた、日・EU関係を強化し、今日的な課題に確実に対応できるようにするため、戦略的パートナーシップ協定も平行して締結することへの決意も確認した。
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-17-303_en.htm?locale=en
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