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ヨーロッパツーリズム・メディアワークショップ、駐日EU代表部にて初開催、成功裏に終了

EU News 339/2016

2016/10/20

2016年10月18日、駐日欧州連合(EU)代表部にて「ヨーロッパツーリズム・メディアワークショップ」が初めて開催された。EUに加盟する16カ国[1]より12の政府観光局と4カ国の大使館が出展した。EUの枠組みで日本の報道機関を対象とした観光促進活動を行うのは、今回が初めてとなる。新聞、雑誌、テレビ番組プロダクション、ネット媒体の編集者・ジャーナリストから個人ブロガーまで64人の報道機関関係者が来場し、EU各国の観光局および大使館の担当者と積極的に交流を図り、観光先としての欧州をメディアで宣伝する今後の協力の可能性について議論を交わした。

駐日EU代表部のフランチェスコ・フィニ副代表は、冒頭の挨拶にて「EUにとって観光は大変重要な経済分野と考えられており、経済発展や雇用の創出につながるのみならず、社会の統合に大きく寄与する」と述べた。フィニ副代表のスピーチに続き、欧州に造詣の深いフリーのテレビアナウンサー兼旅レポーターである横井弘海氏が16カ国のメディア戦略や観光ハイライトを紹介した。プレゼンテーション終了後、各国の商談ブースでのフリーアポイント制ワークショップが開催され、各ブースではジャーナリストと観光機関担当者による活発な情報交換が行われた。ワークショップは予定の時間を大幅に超過するほど、盛況であった。

今回のイベントは、欧州が観光資源に恵まれ、日本人旅行者の興味にマッチした旅行先であることをマスメディアに再認識してもらい、彼らを通して欧州とその文化的観光資源のイメージ向上を図り、日本の旅行市場において欧州への関心を再び高めることを目的に開催された。




[1] オーストリア、チェコ、ベルギー・フランダース地方、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、イタリア、ラトビア、ルクセンブルク、オランダ、ルーマニア、スロヴェニア、スペイン、スウェーデン

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