欧州委員会、移民・難民の効果的な管理に向けた第三国との連携状況を報告
EU News 337/2016
2016/10/18
ブリュッセル
<日本語仮抄訳>
欧州委員会は本日、第三国とのパートナーシップ枠組みの実施状況に関する最初の報告書を発表した。同枠組みは、出身国・経由国・到着国との協力を強化し、共同でより効果的に移民・難民を管理するという将来を見据えた欧州連合(EU)の新たな取り組みであり、開始から4カ月で成果が出始めていることが確認された。
本年6月以降、フェデリカ・モゲリーニEU外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長の指導の下、EUの諸機関とEU加盟国は、この新しい取り組みの成功のために共に相当の努力をしてきた。差し迫った移民・難民の動向に対して短期的な解決法に対応する措置や、5つの優先国であるニジェール、ナイジェリア、セネガル、マリおよびエチオピアとの間での非正規移民の根本要因への対処への注力強化などが始まっている。EUとその加盟国、全ての関係者による連携の取れた行動のおかげで、共同作業が実を結び始めており、目に見える成果が挙がり始めている。
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-16-3473_en.htm
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